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2023年01月29日

【なぜ追求は6人が一番いいのか?】人類の集団適正人数からの推定

 

仲間集団での追求(=仲間追求)が上手くいく構造を色んな角度から明らかにしようという試みです。

なかでも今回は、仲間追求の適正人数について、とことん掘り下げてみたいと思います!

 

突然ですがみなさん、人類の一集団の適正人数(人数限界)って何人だと思いますか?

学校のクラスは30人くらいだな~とか、

親戚一同だったら20人くらいかな~とか、

そんな感覚が何となくあると思いますが、その直観、意外と的を射ています!

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2023年01月28日

【縄文人の特性】同類圧力が追求力のカギを握っている!

※画像はこちらからお借りしました

 

人口が増大し、集団が密集した縄文中期には、火焔式土器のような道具が進歩したり、翡翠を贈りあう贈与文化が興隆したり、環状列石のような天文的知見が見られたり、クナド(交叉)婚のような人材システムが編み出されたりと、観念が大きく進化しました。

縄文人の著しい観念進化とその背景

なぜ族内婚から族外婚へ移行したのか

 

このことから分かるのは、人類の観念進化は、同類圧力の高さがカギを握っているということ!

これは、戦争が科学技術を発達させたことや、市場競争が製品の機能やサービスの質を向上させることなどからも言えます。(いい・悪いは別にして)

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2023年01月23日

縄文時代 人口増加は人々が火山の近くに集まったから?!

 

縄文中期の人口は約26万人と前期の約2.5倍に増えました。気温が現在よりも2~3度高い程度まで温暖化したのが大きな要因の一つで、中期の気温は前期後半から上昇し始めたピークにあたります(後期は寒冷化していく)。
人口が大きく増加したのは東北地方や関東・中部地方で、近畿・中国・四国地方はまだ相対的に寒冷であったためか、ほとんど変化はありません。参考

 

しかし、草期2万人→前期11万人→中期26万人と、大幅に人口が増加した要因は、温暖化だけではないようです。他の要因の一つとして注目したいのは、火山の噴火との連動性。
どうやら縄文人は火山の近くに集まり、集団同士が集結し、火焔土器に象徴されるような新たな文化も生まれ、観念機能を進化させてきたようなのです。

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2023年01月23日

縄文時代 約14000年間の概観~縄文前期から中期

画像はこちらからお借りしました

縄文時代 約14,000年間の概観~縄文草創期から早期まで

に続き、縄文時代の前期~中期~後期~晩期を概観します。

縄文前期はBC5000年から、晩期はBC500年頃までとなり、縄文草創期BC15,000年から数えると既に10000年=2/3が経過しています。この縄文前期~中期は最も典型的な縄文文化が華開いた時代です。複数の集団が一つの村落を形成した時代でもあり、その後の日本の歴史や文化、精神風土の基礎となっていると思われますし、集団と集団をどのように統合するか≒社会の原型がつくられた時代ともいえます。故にこの時代の考察は非常に重要な意味をもっています。

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2023年01月16日

【原始日本の共同体性8】日本人の(男の)体質とは?日本人はどう闘っていくべきか?

世界中で見ても最も長く続いたと思われる日本における原始時代の族内婚や族外婚(集団婚)は、日本人のどのような体質をつくりあげたのか?

今回は、前回の「女」に続いて「男」の視点で考えてみたいと思います。

【族内婚】

>群は必然に孤立的で、洞窟や竪穴式・平地式住居に住み、共食共婚であったろうと思う。つまり同じ火をかこみ同じ性を分け合っていたのであろう。だから共食共婚こそ同族の特権であり、連帯性の基礎であるとされたのであろう。

【族外婚】

>族外婚の典型としては、近い頃までオーストラリアに見られたという俗があり、それによると、A群の 全男子はB群の全女子と夫婦、B群の全男子はA群の全女子と夫婦という形態のものらしい。

高群逸枝の「日本婚姻史」より

 


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2023年01月16日

【原始日本の共同体性7】縄文族外婚における集団内の暮らし、男女の役割

写真はコチラからお借りしました。

 

【原始日本の共同体性6】なぜ族内婚から族外婚へ移行したのか。集団間を統合するための婚姻?② では、族外婚の形態について扱いました。

決められた部族の男女同士での集団婚の形式をとる海外の族外婚様式と比較して、日本縄文時代では複数の群で構成された集落内であれば、相手がどこの群かの区別なしに皆が共婚し合うという特徴がありました。(この集団婚は、部族連合としての集団単位が形成された大和時代以降に生み出され始めた妻問形態の個別婚まで続いていたとされています。)

 

日本ではなぜ、オーストラリアや中国と違い、群分け隔てなく集団内で交じりあったのでしょうか。また、ここでの男女それぞれの意識はどのようなものであったのでしょうか。

今回はこの時代の集団の住まい方、そして男女それぞれの役割意識という点から掘り下げてみたいと思います。

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2023年01月07日

【縄文人の特性】自然との共生がもたらした縄文人の融合力

前回の記事では、縄文人が、火山のそばを生活の拠点としてきたことを扱いました。今回は、そのような自然の恵みや災害と隣り合わせの環境がもたらした、縄文人の力・特性とは何かを見ていきたいと思います。

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2023年01月07日

【縄文人の特性】縄文人はなぜ火山の近くに暮らしたか?

前回の記事では、縄文時代中期の観念進化に焦点をあてて、当時の外圧状況を扱いました。

【縄文人の特性】縄文中期に見る縄文人の著しい観念進化とその背景②

その中で、縄文時代の東日本への集落(遺跡)の集中度合いから、縄文人が火山周辺を定住拠点としていたことが見えてきました。

火山と言えば、噴火、地震、それに伴う洪水など、危険が多いようにも思えますが、なぜ縄文人は火山付近へと集まっていったのでしょうか。本記事では、その理由を見ていきたいと思います。

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2022年12月29日

縄文時代 約14,000年間の概観~縄文草創期から早期まで

画像はこちらからお借りしました

【縄文人の特性】縄文中期に見る縄文人の著しい観念進化とその背景②

では、縄文時代の人口動態の変化、その背後にある外圧・環境の変化を考察しました。

 

縄文時代の区分は諸説ありますが、始期は概ね約BC15,000年から、終期は概ね約BC1,000年で、約14,000年もの長い時代を形成しています。この長い時代のなかで、気候変動や大陸からの人種の到来、日本列島内の人の移動や変動があり、一口に縄文といっても年代ごとに、その特質は豊かな変化を生んでいます。

とりわけ縄文中期は人口が増大し集落を形成し、火炎土器のような生命力あふれる土器の登場、黒曜石の広域化など、非常に活発で特徴的な時期です。前の記事で述べたクナドの登場もその一つです。集団と集団が接するにつれて、自然が相手だけでなく同類からの期待や緊張圧力が加わったことが、縄文中期の大きな特徴をもたらせた要因にあるように思われます。

 

縄文時代の変容を具体的にイメージするためにも、約14,000年続いた縄文時代の気候変化、人口動態、生活様式、特徴等を概観しておきます。

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2022年12月27日

高群逸枝の日本婚姻史5~原始時代の族外婚=クナド婚のはじまり

女夫(めおと)遺跡 松江市 画像はこちらからお借りしました。

高群逸枝の日本婚姻史4~原始時代の族制は、性別と年齢階級が基本

に続きます。

 

クナドという古語を御存じでしょうか。

『允恭紀(いんぎょうき)』にマクナギ、『日本霊異記』に婚合をクナガヒ、『今昔物語集』にクナグ、『続古事談』に「妻をば人にクナガレて」等とあり、クナドは性交を意味します。(クナギドコロは婚所の意。)

 

クナドの神というものは、複数の村の共有広場や、交通の要路に祭ってある石神であるが、その性格は一面が交通の神、もう一面が性の神とされています。これが意味するのは、他群と交通し、結び付く”かなめ”にはクナド=性交があり、原始時代では性交が同族化であり、和平の道であり、理解への道であり、村つくり、国つくりの道でもあったということ。

 

通説では、疫病・災害などをもたらす悪神・悪霊が聚落に入るのを防ぐとされる神とされますが、それはもう少し時代が進み、争いや支配が顕在化して以降に置き換わったと思われます。原初は、排除や防御ではなく、一体化や和平が本質だったでしょう。

 

これが意味することは、単一集団=村が独立していた時代から、複数の村が集合し結び付く=云わば原初の社会が登場する時代に、社会を形作る紐帯にあったのはクナグ=性交であるということ。現代社会を考えるうえでも非常に重要な意味をもっていると考えます。

以下、高群逸枝の日本婚姻史より要約します。

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